こんばんは、ヘアーウィザーズ&ヘアーウィザーズダブルのスタイリスト小南です。
むつかしいが、実は発音が正しい『難しい』だと、聞いたことがあったのと、
男性のセリフで「〜かしらん」(〜なのか知らん!ではありません)と小説に書いてあることがとても印象に残っているのは、雑談!
どうでも良いけど、小南さんって小説読んだり、知的な面もあるのね?
って好感度が上がるかもしれない、そんな2行を書いてみました。どうでしょう??笑)
さて、本題。
前下がりのボブって、難しいんですよ、パーマ。
かける事はもちろん簡単なのですが(巻いて薬かけりゃーかかる)、
可愛くかけるには、
・前下がりの角度
・パーマの強さ
・サイドの下の方の強さ
・バックの段の位置
・トップのボリューム
など、考えないといけない箇所が多くあります。
間違えてしまうとどうなるのか。。。
・前にピヨーンて角のようになる
・短いことが多いので、縦横の比率が可愛くない。
・角度と同じですが、適度な前下がり感でもパーマの強さで変わってしまいます。
・バックが短いと、パーマで更にウェイトが上がって致命的。
・短いとトップにボリュームがないとバランスが取れない。
可愛くかけられているのではないでしょうか?
自分で言うのも憚れますが、上記のことを考えて、
カット、パーマを考えています。
それに加えて、どのくらいスタイリングに時間をかけられるのか、
何を使うのか、周期はどれくらいか。
骨格はどうか、など様々な要素を組み合わせてパーマの強弱、レングスを考えています。
こんばんは、ヘアーウィザーズ&ヘアーウィザーズダブルのスタイリスト小南です。
ショートまでカットしたいと思ったことありますか??
すでにショートの方もいらっしゃるわけですが、
カットする前にどんな事に不安を持ったのだろうか?という話。
暑いから、いっそ坊主にしたくてショートに切ったとかは、
むしろショートにすることよりも涼しくなったりすることが目的。
もちろんそれでも構いません、今回の趣旨とは違うかなって思います。
そうではなくて、可愛いショートにしたい!
って考えてる方にとっての怖いことってなんだろうなって、
考えてみたいと思います。
1.変になる。
ざっくり良い過ぎな感もありますが、これとても大きいですよね?
これに尽きるとも言える。。。ようなことだと思います。
その中でも、
・顔が大きく見える。クセで広がって頭が2倍で収まれば良いほうなのでは??などの
『大きくなっちゃう系』
大きくしないために長さを調整する、縮毛をかけるなどの対応が可能です。
特にウィザーズが得意としているナチュラル縮毛は相性がいいと思います。
(よって、メンズの縮毛も定評あります。)
・ショートは可愛い子が可愛くなるための髪型で、自分は似合わない。けど、憧れる。
『憧れに勝手に失望系』
これは結構厄介!仮に本当に可愛いスタイルで、その人に似合った髪型にしても、
周りが可愛いと言っても頑なに本人だけは、認めない。。。
じゃーするなよ!!って思わずツッコみたくなりますが、ショートやパーマの時に結構いる気がします。
その気持ちを考慮した提案だったりが必要です。
以前にも、ブログで言ったと思いますが、
【ショートは首で切る】(名言 by コミー・・・笑)
2,手入れが大変ではないか。
手入れが大変だと感じる項目は、2つに分類されると思います。
『ドライヤーの長さ』と、『スタイルを作る時間』
この2つに関してはその方の主観によって変わるので、どっちがどうだとは言えません。
1人はドライヤーの時間が短ければ、ワックスつけたりする必要があっても、
形を作るのは楽しかったりするから、気にならない!
って方は、ショートにしましょう!!
もう1人のスタイルを作りたくない方は、
ドライヤーの時間は、テレビ見ながら乾かすし、その時ボサボサでも結ぶから気にならない。
その代わり、余計なものを付けるのは面倒だし、やだ。
この方は、ロングでいるべきです。
読んでもらえば、何となく思うかもしれませんが、
人それぞれっていう、無責任とも取れる結論に至りそうですが、
これらのことを意識していないことが多いです。
なので、それを提案などを絡めて現実を突きつけるのも美容師の見方だと思っています。
首があるかないかって方に、えり足暑いから切って!!
とか言われたら、
『栗みたいになりますよ?』
って伝えないといけないです。。。。もちろん伝え方は、美容師さんに任せます!
栗でも、どんぐりでもなんでも良い!!って言われたら切ります。
つまり、涼しくなりたい!だけ、だったり肌に当たると炎症を起こすようになってしまったetc…
それぞれ事情がありますから。
でも、そうなることが分かっているのに、
言いにくいからそのまま切りました。どうですか?
あぁ、確かに可愛くないっすね。でも、言われた通りに切ったんで!
なんて事になった方がことです。
ちゃんとどうなるのかを伝えることが、
お客様を不安にさせないことなんじゃないでしょうか??
・どうなるのかを美容師がわかっていること。
逃げではなく、それらの弊害に対して、提案ができること。
・お客様が望んでいる『楽』とは何かをしっかり見つけること。
・なぜ短くしたいのかを理解する。
その疑問、弊害、提案、を伝えられる知識。
言ったことをきちんと実行できる技術があることも含めそれをわかってもらうことが、
大事だと思っています。
きちんとできているかわかりませんが、
自分より、短いお客様がドンドン増えていることで、
自分なりの考えをまとめることができました。
自分より短いお客様が増えているので僕も髪を切らなきゃいけないのでは?
と脅迫されている気がしています。。。