こんばんは、ヘアーウィザーズ&ヘアーウィザーズダブルのスタイリスト小南です。
今日は、ナチュラルな縮毛矯正についてです。
皆さん、縮毛を経験したことがある方は、1度は真っ直ぐになりすぎて
困ったことありませんか??
確かに、クセが強く縮毛で髪を整えてからパーマで曲げないと思った曲がり方にならない場合もあります。
本当にそれはクセを伸ばすしかないのでしょうか??
僕もずっと縮毛矯正に携わってきているので、それなりに経験を積んできているし、
週に何人ものお客様に施術をさせていただいています。
下の写真のお客様
毛先が、内側に吸い付くようなボブです。
クセは、うねりでシルエットが大きく浮き沈みしますし、顔周りは特にはねたりしてまとまりません。
まとまらないと、ツヤも感じにくいです。
今回の場合は、薬の強さを調整して、うねりを取って面を作りながら、全体の丸みを作っていきましたが、
アイロン操作だけです。
ここでポイントなのが、必要以上に薬剤を髪に反応させないことです。
いくらアイロンで丸みを作ってもストンとしてしまいます。
髪の毛の芯を残してうねりを取るイメージです。
それにはアイロン操作も大事ですが、薬の効かせ具合も重要です。
つまり、薬を極限まで効かせないとクセが伸びない髪の場合は、
ナチュラル縮毛は単に伸ばせていない失敗した縮毛になりますし、
ハードな縮毛にしなければならないことになります。
一旦クセをキッチリと真っ直ぐにしてから、
パーマなどをかけるやり方です。
しかし、縮パーなどと言われる技術は、髪のダメージを伴いますので、
慎重な姿勢が必要だと思います。
他店で安易に縮パーをして泣いている方も多くいらっしゃるので、
ぜひ信頼できる美容師さんにご相談ください。
何でも相談できて、だいたいのことは叶えてくれるけど、本気でだめな時には駄目って言える、
そんな美容師になりたいですね!!